ふくしま復興支援ブログ

~大分と福島、交流の記録~

2日目後半は田ノ浦ビーチ

うみたまごで海へのアツい思いをたくさんたくわえた子どもたち
お待ちかね!海遊びタイムです♪
大分県での海遊びは、ふくしまっ子たちに毎年とても好評なので、
今後もぜひ続けていきたい企画です。

子どもたちのようすを、写真とともにご紹介します(*^_^*)


大分県社協の皆さんが、フロートやライフジャケットを
豊富に取り揃えてくれていたので
みんな手持ち無沙汰になることもなく、
時間いっぱい、海を満喫していました!
ありがとうございました(*^◯^*)


シュノーケルやビーチボールで遊んだり、
大きなフロートで悠々自適なマリンライフを送ったり。
楽しみかたはいろいろ!
でもやっぱり校長先生たちと遊ぶのが一番楽しそうでした♪


夏の風物詩、スイカ割りに挑戦しました!
「右!右!左!あっちにちょっとまわってー!!」
という難解な指示が飛び交い、みんな大盛り上がりでした(*^o^*)

惜しいー!あと少しで割れそうだね♪


スイカをたくさん食べて、元気を充電した子どもたちは
再び海へ戻っていき・・・

森校長先生はスイカを味わっています。
「おいしい、いい西瓜だね!」と、笑顔で答えてくれました。


田ノ浦の海賊船では、社協の男性スタッフが
完全に女の子主導で遊ばれていました!
女の子は強い!


スイカを片時も離さない女の子が
とってもキュートですよね(*^_^*)
自分の幼少期を思い出しつつ過ごす、真夏の昼下がりです。


先生がたのまわりに自然と子どもたちが集まります。
もぐって泳いで、子どもたちが上げる水しぶきが
田ノ浦の海を賑やかにしていました!


みんなで記念撮影♪
カメラマンが多く、20枚ほどポーズを決めていただきました!


ボランティアに駆けつけてくださった
学生さんや、看護師のみなさま。
ありがとうございました!無事に終えることができました!




今年度、福島の南部。茨城県との県境に位置する
いわき市の2つの海水浴場が海開きし、
地元の海水浴客が水遊びをしているニュースがありましたね。
福島ではまだ、海に入れるところは少ないようです。

以前、新地町の隣の相馬市で、海を眺めながら、
「以前は釣り人も多くいたが、最近は誰も釣りに来なくなりました。」と
コープふくしまの野中専務がおっしゃっていたのを思い出しました。

震災の影響と課題は、あらゆるところに残されてますが
子どもたちの将来を素敵に形作っていけるよう
私たちは絶え間ない努力をしていかなくてはなりません。

今後とも生活協同組合コープおおいたを、よろしくお願いいたします。



コープおおいた 広報課 原田

2日目はうみたま体験&田ノ浦ビーチ

ふくしまっ子応援プロジェクト2016
2日目はうみたまご&田ノ浦ビーチで海遊びです!
まずは、うみたまごでのようすを、ご紹介します。

4月14日から発生した、熊本・大分地震でここ大分県も被害にあいました。
今年度は、大分の小学生と福島の小学生の交流の時間を大切にしつつ
夏休みの素敵な思い出を作ってほしいという願いをこめて
大分県社会福祉協議会の皆さんが企画を行いました。

初対面のお友達に、少し緊張した表情が見て取れたみんな。
さて、どのような1日になったでしょうか(*^^)


ふくしまっ子とおおいたっ子、集まりました。
すぐにでもプールに、海に、飛び込みたい!気温は32度でした。


班ごとに分かれて、うみたまごの中を探検します!
班長さんは、大分大学の学生さんらのボランティアです。
ありがとうございます♪

自己紹介やおしゃべりに花を咲かせつつ
いまかいまかと入園を待ちます♪


「うきうき♪」
水族館楽しみだね、と声をかけると
「イルカとかのショーが気になる!」と答えてくれました(*^◯^*)


入館後は班ごとに自由行動!
あそびーちでイルカと急接近したり、


アザラシを間近で観察したり・・・


ちゃぷちゃぷ水を触りつつ、泳ぐ魚を観察(*^_^*)


時には、テレビのインタビューなどを受けつつ、


雑誌の表紙みたいに、かっこよくひと休み(*^o^*)


ドキドキしながら手を入れた先には
いったい何があったんだろう(^.^)

全部で8班。うみたまご内のあらゆるところで
ふくしまっ子とおおいたっ子が一緒に、
海の生き物と触れ合い、驚き、学びました!


あっという間に水族館タイムは終了いたしましたが
思う存分楽しんでくれていたようです(*^^)v
次は田ノ浦ビーチで海遊び!!
はな曇りの空に、だんだんと日が出てきました。

その2へつづく



コープおおいた 広報課 原田

大分1日目は高崎山でスタート!

2016年で6回目を迎える「ふくしまっ子応援プロジェクト」
今年もふくしまっ子を大分県にお招きしました!
福岡・佐賀へ訪問したのちに大分へ来た新地のみんな。
疲れてないかな?大丈夫かなと心配していましたが、
バスから降りると、満点の笑顔を私たちにプレゼントしてくれました♪


「ようこそ!大分県へ!」


「こんにちは〜」「バスでよく寝た〜?」なんて話しながら
高崎山へてくてく移動します。
今から大量のお猿たちに遭遇するんだよ❤ふふふ


階段から見下ろされる・・・
山を登るごとに、ちらほらお猿が出現してきました。


行く道に座り込まれる・・・
「きゃー(小声)猿だ、猿だね。」


いよいよお待ちかね。お猿、餌付けターイム!!!
イモの餌付けはまさに戦争!!そのサル達の勢いはもう誰にもとめられません!!


鬼気迫る猿たちの迫力に、少々顔がこわばっています
おイモをくわえて両手に抱える!大興奮タイムでした(*^o^*)


宿泊場所では、いくつかのチームに分かれて
昔懐かしい竹とんぼを飛ばして遊んだり


女の子たちはデコパージュでお気に入りのグッズを作ったり
(みんなとっても真剣な表情でした!)


ビーズアクセサリー作りにも挑戦しました(*^o^*)
楽しそうな声が聞こえてきそうです。


九州3県目の地、大分での交流が
賑やかにスタートを迎えた1日目。
皆さんが来てくれるのを、コープおおいたの組合員、職員全員
とても楽しみに待っていました!!

2日目に続きます。


コープおおいた 広報課 原田

新地町の生徒さんから届いたお手紙

5月20日の記事で紹介しました
新地小学校の皆さんからお寄せいただいたお手紙を
掲載させていただきます。
http://d.hatena.ne.jp/coop_fukushima_oita/20160520/1463710682

全部で57通
心あたたまる文面に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。


募金活動のようすです。
30万円を超える募金をお寄せくださいました。


57通のお手紙です。
「絶対に大丈夫です、安心して待っていてください。」
という一文がとても印象深かったです。

経験があるからこそできる、
伝えられる励ましの言葉があると思います。

安心して待っていてと言ってくれたことが
とても心強く感じ、ほっとする思いでした。


ほんとうに、ほんとうに
ありがとうございます。
また皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。


生活協同組合コープおおいた
広報課 原田
個人Facebookhttps://www.facebook.com/haradaemi.89

ふくしま訪問3日目


震災発生から5年が経過した2016年。
街の景色はじわりじわりと変わりつづけ、
人々のくらしは、仮の場所、元の場所、新しい場所で定着しつつあります。
津波が浜辺のくらしを海へ葬り、
放射能物質は人々の生活の中へ気付かぬうちに降り注いだことを、
私は果たして正しく受け止めていたか、理解しているか。
いま、次世代の子どもたちに繋げる行動を起こせているのか。
常に自らに問いかけ続ける訪問となりました。

3日目の朝はしんとした寒さ。
冷たい空気に飛び込むように最終日をスタートさせました。


遠くまで澄んだ景色の中
2日目に観た吾妻小富士の「種まきうさぎ」を思い出しながら
飯館村の皆さんが暮らす、松川第2仮設住宅に到着しました。

「こんにちは、お世話になります。」


炊き出しの献立は
・だんご汁
・吉野の鶏めし

サロン活動の内容は
・童謡の合唱
・手あそび

準備をしていると、
コープふくしまの移動店舗「せいきょう便」が
楽しい音楽を奏でながら登場しました。

店舗の開店準備の間に
買い物の列がのびていきます。

「あまりお買い物に行けないので、本当に助かります。」
と皆さん話してくださいました。


くらしに寄り添うだけでなく
くらしに寄り添いつづけることが重要であると再認識しました。


集会所でのサロン活動が始まり、
約40名の皆さんがお集まりくださいました。
懐かしい童謡を声合わせて歌い、
手あそびには思う存分手こずり
『ひと時も笑いの絶えない』
素敵な時間を過ごすことが出来ました。


だんご汁にはお好みでゆず胡椒を添え、
からだの中から温まる、出来たての郷土料理を召し上がっていただきました。


東日本大震災は自然災害と
人工物のもたらした致命的な被害が重なり
複合的な巨大震災となりました。
時の経過とともに、多くの人の記憶が色あせて
恐怖心が薄れていくようでなりません。

今年で6回目になる「ふくしまっ子プロジェクト」では
4月14日から発生した熊本・大分地震で被害を受けた
おおいたの子どもたちとふくしまの子どもたちの
交流の時間を大切にしたいと考えています。



全ての人の、安心で安全なくらしのため
コープおおいたは、変わらぬ支援を続ける努力を
組織全体で意識付け、実践しています。
今後もコープおおいたの震災復興支援を
見守りくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


コープおおいた 役員室広報課 原田
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新地町の皆さん、ありがとうございます。

熊本・大分地震に対する義捐金贈呈式が
5月18日(水)に福島県新地町役場正庁で行われたと、
新地町教育委員会さまより
コープおおいたにご連絡をいただきました。

新地町の3つの小学校の生徒さんが
災害義援金の募金活動をしてくださり、
総額30万円を超える募金をしてくださいました。


東日本大震災において、日本中に助けていただいたので
 恩返しがしたかった。この義援金を役立てて欲しい。」
          各校の代表児童さんより

生徒さんたちが書いてくれた、
お手紙もコープおおいたに送ってくださるそうです。
あたたかい心の支援に、深く感謝申し上げます。

↓贈呈式の様子はこちらへどうぞ↓
新地町教育委員会 
https://goo.gl/oL8jcy
・新地小学校
https://goo.gl/EX0MSc
・福田小学校
https://goo.gl/dITbIs



コープおおいた 役員室 広報課 原田
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ふくしま訪問2日目…その2

前回の2日目…その1
ふくしま訪問 2日目…その1 - 「コープふくしま」&「コープおおいた」交流ブログ

2日目の後半は、
帰宅困難区域と居住制限区域、避難指示解除準備区域の
3つの区域がある富岡町へ。
その後は、ひとつの集落ごと津波の被害にあった
いわき市の薄磯地区へ視察へ向かいました。


この写真が意味すること、
お分かりになるでしょうか。
道を挟んで左と右、帰宅困難区域と居住制限区域の境目なのです。

左の家々にはバリケードが張り巡らされいますが
右の家には自由に出入りができるようになっています。
家の片付けでしょうか、車も停まっていました。


線量計をかざすと、もちろんどちらも同じ値。
この道を境に、向かい合った家に違いがあるとは思えませんが、
しかし確かにここが境界線なのです。


いわき市へ移動中の道路沿い。
ふくしま滞在中、幾度となくこの黒い袋の山を目にしました。
ふくしまの地に残された数万もの黒い袋は
いままでもこれからも、人のくらしの中に決して溶け込むことのない、
異質な存在です。


薄磯地区に車が入りました。
海岸からおよそ500メートルの地点に
災害復興住宅が建っていました。
平薄磯の住民の皆さんがお住まいとのこと。
南向き、5階建ての住宅の位置から、海は見えませんでした。


㈱山六観光の震災語り部の男性の言葉です。

「潮が引いて、見たこともない位置まで砂浜が現れました、
 次は沖のほうから波が押し寄せ続けてました。
 波は、寄せて返す。この返すが無くなってしまっていました。
 海の水が、どんどんふくらんで、恐ろしくて。
 
 第2波が薄磯に来るまで、1波から40分ありましたから。
 もうこないだろう、家に帰ろう。
 そう言ってみんな、帰ってしまっていたんですね。」


避難していた住民の多くが、自宅に戻り
第2波が町を襲いました。
海岸線沿いの宅地は平たく、手前は木々の茂る高台になっていたため
押し寄せた海水は高台にせき止められ、水かさがみるみる増したそうです。

津波は来ないと思っていた』

ふくしま滞在中に、何度も聞いた言葉です。
自分自身も、地震後に十分な危機感を持って対処できているかというと
やはり、疑問が残ります。
絶対ないなんてことはない。この気持ちを常に持ちつつ、
誰しもが防災・減災のファーストペンギンになる必要があるのです。


コープおおいた 役員室 広報課 原田
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