ふくしま復興支援ブログ

~大分と福島、交流の記録~

相馬市 教育委員会よりお礼の手紙が届きました

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コープおおいたでは、「ふくしま交流会」にて、相馬市教育委員会へ豊後梅の苗木(目録)、花の種(パンジー・ビオラ・なでしこ)と組合員さんから寄せられた「扇風機197台」をお送りしました。

相馬市役所で行なわれた贈呈式の様子

相馬市では、放射能の数値は低くなっていますが、大変心配されている保護者が多く、学校現場でも神経質になっているそうです。そためお送りした扇風機(窓を閉めて授業をするため)を大変喜んでいただきました。

9月に入って相馬市の教育長様よりお礼の手紙が届きましたので紹介します。


 生活協同組合コープおおいた 様

このたびは、大分の県木の豊後梅苗、花の種、扇風機を贈呈していただき心より感謝申し上げます。
相馬市は、今回の東日本大震災により甚大な被害を受け、多くのかけがえのない人命と貴重な財産を失いました。また、4月18日の学校再開後、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、学校では屋外活動が制限されるなど子どもたちが、のびのびと生活することが難しい日々が続いております。
相馬市の子どもたちのために会員の皆様から集めていただいた扇風機を一つ一つていねいに荷造りをしている8月24日付けの大分合同新聞の記事を拝見させていただきました。二学期早々、市内の、小学校、中学校に配布したので、残暑厳しい中、涼しい風を受けながら授業に臨むことができました。組合員の皆様の温かいご支援の賜と感謝申し上げます。
相馬の子どもたちは、逆境にも負けないで、この苦しい経験を糧としてひとまわり大きく成長し、未来の相馬を担う大きな力になると信じ、相馬の全市民が一丸となり復興に取り組んでいるところですので、今後とも変わらぬご支援をいただきたく存じます。。
最後にコープおおいたならびに会員の皆様に心より御礼を申し上げ、ごあいさつといたします。

 平成23年9月吉日
        福島県相馬市教育委員会教育長 安良紀男