支援チーム 第三陣 レポート No.2(震度5の余震)
支援チーム第三陣より、2回目のPhotoレポートが届きました。
支援チームの板井さんのメールに
(郡山支部の職員の声) 福島なまりで『福島は世界の福島になってしまった。そして世界の嫌われ者になってしまった。』印象的でした。
との記載がありました。当事者(福島県民)の心中察し余るものがあります。
●4月8日(金)
昨夜の震度5の余震の影響があるかもしれないので、一旦本部に行ってみようという事になったが、7時30分、トラックに乗り込むときにコープふくしまの総務グループ大槻さんより電話が入る。『今店舗の状況を確認しているのですが、場合によっては店舗の応援になりますが良いですか?』との内容であった。『もちろん!』との事で本部に向かう。
本部では聞き取りをし、おおいたがやのめ店、栃木が方木田店に支援に行く。やのめ店では、立体駐車場の2階部分の排気用のダクトが、天井からの支えが外れており、スプリンクラーの配管で支えられている状態になっており、非常に危険であった。
駐車場の柱等に吹き付けてある防音、防湿剤が散乱しており、近隣への飛散のクレームがでないように清掃する活動の依頼を受けて、3名で清掃活動をする。
少し時間があったのでヨークベニマルを見てみる。コープでは品揃えできていなかった冷凍食品やアイスなどきちんと売場に並んである。ヨーグルトなども完璧でないにせよコープより格段上である。さすがベニマルである。今回中規模店舗と大規模店舗を見たが、中規模店舗の方がきちんとされていた。店舗によって格差が出ている感あり。
本日の夜は余震がありませんように…。
やのめ店の立体駐車場、外れかけのダクトと散らばった防音・防湿剤。
福島ではさくらの花はまだ見かけませんが、やのめ店の駐車場に停めたトラックの後ろにつくしたちが、その後ろに広がるりんごの木の新芽。自然災害で生活は止まってしまったが、同じ自然の季節は動いています。