ふくしま復興支援ブログ

~大分と福島、交流の記録~

親子ふくしま訪問ツアー3日目《2017年8月22日(火)~24日(木)》

こんにちは、コープおおいたです。

親子ふくしまツアーの報告記事はいよいよ、最終日3日目となりました。

 

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3日目は仮設住宅を訪問させていただきます。
毎年お世話になっている松川工業団地第2仮設住宅には、
震災前、相馬郡飯舘村にお住まいだった方々が入居しています。

飯舘村はこれまで帰宅困難地域に指定されていましたが、
今年の3月31日に避難指示が解除され、全住民が帰宅可能になりました。
仮設住宅は平成31年3月をもって閉鎖となるようです。
現在、仮設住宅には38世帯58人が残っていて、
帰村や移住の準備などを進めています。

 

 

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仮設住宅の集会所で、自治会の佐藤さんのお話をお伺いしました。


「命にかかわることが最優先と思っていますが、
 心の復興も大切だと思っています。
 目に見える復興は行われているが、目に見えない復興がまだまだです。
 今は毎日を元気に生きることを目的にしています。
 原発事故はよくないことですが、皆さんと新たな出会いがあり、
 支えられていることを実感してありがたく思っています。」

 

震災から7年が経過し、高齢者の負担も大きくなっています。
病院や買い物に不便な地域に住んでいた方は、
帰村に対して不安な部分も多くあるそうです。

他にもさまざまな思いがあることでしょう。
何年もの間離れていた“ふるさと”に住むため、
自宅の修繕や建築・建て替えをされている方も多くいます。

飯舘村に帰村した住民は第一陣が約300名。
未だ2000世帯以上、約5500名の村民の方々が
福島県内外で避難生活を送っています。

帰宅困難地域と除染作業、避難指示解除と帰村準備。
飯舘村において、国直轄で進められる様々な物事は期限付きで、
追い立てられるように決まっていくように感じます。

住民への尊敬、労い、よりよいくらしのためのシステム。
住民の生活第一で復興が進められていくことを願います。

 

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さて、お次はサロン活動!
おとなも子どもも皆一緒に、手あそびやゲームを楽しみます♪

ドキドキ!牛乳パックタワーは、ふくしまっ子応援PJの時も大盛況!
倒れないように慎重に、でも素早く!
制限時間内にチーム内で一人ずつ重ねていき、その高さを競います!

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おしゃべりをたくさんしましたし、腕相撲をしているふたりも・・・♪
サロン活動は、ほわんとあったかくて
心がぽかぽかするような、そんな素敵なひと時です。
皆さんも同じ気持ちでしたら嬉しいです(*^_^*)

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サロン活動の間に、だんご汁と鶏めし、そしてお餅が完成しました!
季節は夏。ゆず胡椒の香りで爽やかに、
鶏めしでスタミナ補給!お餅で懐かしさ倍増!

そういった、狙いのあるメニューになっております。(多分)

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楽しい時間はあっという間。

集会室に飾れらているコープおおいた訪問ツアーの集合写真は、
思い出とともに、毎年1枚ずつ増えています。

「この方のお話がおもしろかったよ、この方とはね握手をしたね。」

一昨年の冬、写真を見ながら教えてくれたおじいさんが思い起こされます。

今年も仮設住宅の皆さんにあたたかく迎え入れていただき、感謝申し上げます。
本当に本当に、ありがとうございました。

 

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3日間、組合員さんと訪れた福島の地。
参加された方はどのようなことを想い、心に刻まれたでしょう。
この記事をお読みになっている方は、どのように感じましたでしょうか。

福島は未だ、大地震津波原発事故の”三重苦”と向き合い、
復興への道を歩き続けています。

佐藤自治会長さんの仰る、心の復興。
それはおそらく、人と人がつながり、助け合う絆から生まれるのだと思います。

 

「もう来なくていいよ」と言われるまで、
コープおおいたは交流と支援にお邪魔させていただきます。

再来年は、飯舘の地でだんご汁を囲むのもいいかもしれません。
皆さんとお話して思いをともにし、明日の一歩を歩んでいきたいと思っています。

 

 

 

 

コープおおいた 広報課

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