JAふくしま未来さまとともに、日田市の被災地へ
JAふくしま未来様よりご支援いただいた、
福島県産の桃「ゆうぞら」250kgを、
九州北部豪雨で被害を受けた日田市へお贈りしました。
福島県より、加藤部長と高野センター長が大分を訪問してくれました。
訪問地1か所目は、ひちくボランティアセンター(大鶴公民館敷地内)。
ここ、ひちくVCは、災害発生直後から、大鶴・小野を中心とした被災地域で活動している災害ボランティア拠点です。
末永い活動を行なっていくため、「ひちくボランティアセンター」を立ち上げ、町内の自治リーダーさんや県内外で災害支援に携わってきた方々、日田市の地域おこし協力隊の皆さんなどが事務局を行なっています。
この日の朝、雨による避難勧告が発令されていて、
避難所である大鶴公民館には、住民の方が避難されていました。
公民館のエントランスが桃の香りに包まれ、
「まー!桃のいい香りね~!」
と笑顔で受け取ってくださいました!
おいしい旬のフルーツを住民のかたに喜んでいただけて、本当によかったです♪
そして、日田市役所を訪れ、日田市長へ桃をお贈りしました。
発災後から1日も休まず復興への歩みを進める原田市長より、
「食料や飲料、その他施設など日田市への支援をありがとうございます。」
と、お言葉をいただきました。
今後もコープおおいたは、豊かなくらしの実現と地域社会への貢献のため、
さまざまな可能性を考え、支援を継続します。
と、青木理事長よりお伝えしました。
次の訪問地は、日田市小鹿田地区。
コープおおいたのCM撮影地でもあります。
小鹿田焼や小鹿田の風景を語るに欠かせない、
川の水流を利用して餅つきのよう原土を粉砕する「唐臼」も、
氾濫した水に流され、土砂が堆積していたとのこと。
先ほど訪れたひちくVCのボランティアの皆さんも、
小鹿田の唐臼づくりの復旧作業に携わったと伺っています。
陶芸組合の皆さんに、豪雨災害時からのことをお聞きしていると、
福島の復興について尋ねられ…
いつしか、互いの被災・復旧・復興を語らう場へとなっていきました。
「また、お会いしましょう。」
とご挨拶を交わし、小鹿田陶芸館を後にしました。
日田市社会福祉協議会にも桃をお届け。
こちらは、各ボランティアセンターの本部運営を行なっていました。
日田市内でのふれあい活動や、地域の皆さんとご賞味いただければと思います。
ひとことで「支援」と言っても、その方法はさまざまです。
大分と福島、遠く離れた2つの県は
これまで支援や協力の可能性をいくつも見出し、実践してきました。
記憶の風化を防ぐこと。風評被害の払拭。
福島が抱える課題も、まだたくさんあります。
福島と大分の絆は、さまざまに広がり、輪となり、
この度は、日田市にて皆さんの笑顔をいただくことが出来ました。
協同の心を大切に、今後も手を取り合って
互いの復興を助け合い、励まし合っていけたらと思います。
コープおおいた 広報課