親子ふくしま訪問ツアー(2日目)
コープふくしまさんとの楽しい懇親会の翌朝。
参加者全員元気に2日目の行程を進めます。
宿泊先の新聞「福島民報」の朝刊
各地の放射線量の記事が福島県の現実を感じます。
訪問2日目、最初の見学先は相馬市伝承鎮魂祈念館。
犠牲になられた458名の方々はお地蔵様にして祀られています。
津波発生時のDVDの視聴。衝撃的な映像です。
津波で失われた沿岸地域の状況や震災前の様子を紹介しています
場所を移動し、次の目的地「新地町立新地小学校」に到着。
渡邊校長先生による報告。いつもお世話になっています。
熱心に耳を傾ける参加者のみなさん
学校内にある線量計。外出制限等による子どもの肥満や運動能力の低下が問題になっています。
次の目的地「新地町役場」に到着
佐藤副町長による新地町の近況報告。
ふくしまっ子応援プロジェクトに参加した子どもたちとの出会い
子どもたちから御礼の手紙をいただきました
役場での交流会の後、双葉町・浪江町・大熊町・富岡町を視察
建築途中の家屋も4年前のまま。津波被害を受けたままの状態。
親子ふくしま訪問ツアー(1日目)
早朝5時に大分駅を出発。大分空港より羽田に向かいます。
東京駅より東北新幹線を使い、福島県に到着したのは14時頃。
コープふくしまさんと福島駅で合流し、初日の目的地、福島県相馬市の桃やリンゴの生産者である高橋さん宅を目指します。
コープふくしまの産直生産者 高橋果汁園の高橋勘重さん
立派な桃がたくさん実っています!
桃の甘い香りが一面に広がる中で、さっそく参加者で桃の試食♪
1個まるごと丸かじり!!
桃をバックにみんなで記念撮影!
震災以降、少しずつ回復傾向にあると高橋さん。
今後も継続して風評被害払拭活動を進めます。
高橋さん宅を後にして、飯舘村に移動。
バスの窓から黒いフレキシブルコンテナが大量に積まれていることが確認できます。
除染作業で発生した汚染土や枯れ枝、下草などが詰められています。
原発災害の根深さ、復旧の困難さを実感しました。
親子ふくしま訪問ツアー(8/18〜8/20)
今年で2度目となる組合員参加型の福島訪問。親子ふくしま訪問ツアーを8月18日〜20日の2泊3日の行程で実施しました。
機関紙等で募集を行い、5組12名の組合員親子が参加。
組合員理事や職員をあわせ総勢20名で福島県を訪問しました。
福島交流報告会(6.23)
6月23日に全労済ソレイユ(大分市)にてコープおおいたの通常総代会を行い今年もコープふくしまさんに福島復興義援金として237万3238円お送りしました。
総代会終了後に、毎年恒例の福島交流報告会を開催。福島の富岡町緑ヶ丘応急仮設住宅にお住まいで自治会長である北崎一六氏やコープふくしまの宍戸常務理事、日野組合員理事に
それぞれご報告いただきました。
富岡町緑ヶ丘応急仮設住宅 自治会長 北崎一六 氏
強制避難地域の双葉郡富岡町のご出身である北崎氏に震災当時から現在仮設での現状、富岡町のこれからについてお話いただきました。北崎様は福島第一原発13km、第二原発から8kmのところに自宅をお持ちの方です。大分のみなさんへの御礼として富岡町民歌「富岡わがまち」を自身の歌声で披露されました。かなりの美声に会場のみなさんを魅了しました。
コープふくしま 組合員理事 日野 公代 氏
コープふくしまが大分からのご支援をどのような形で仮設のみなさんへお伝えしているのか、またサロンでの活動についてご報告いただきました。
半纏の御礼にと、仮設住宅のみなさんが写った写真アルバムをいただきました。
コープふくしま 常務理事 宍戸 義広 氏
放射線に関わる専門家や医師等が読まれる機関紙「isotope News」に寄稿したコープふくしま専務理事の野中氏の原稿を元にご講演いただきました。
また、コープおおいたから後藤組合員理事、COOPふらいる亀井店長から福島訪問の報告をそれぞれ行いました。
福島交流報告会は、9月18日(金)に開催予定です。
ふくしま訪問記(3/24〜26)
月日とともに、ニュースや新聞等で復興の様子が報じられることが少なくなりました。記憶は風化させてはいけない。そんな思いを胸に福島と大分を繋ぐ福島交流訪問を今年も実施しました。
【1日目】
朝5時に大分駅に集合し、大分空港へ。羽田空港から東京駅に移動し、新幹線を使い福島へ。
コープふくしまのみなさんと合流し新地小学校に到着。昨年の夏にふくしまっ子応援プロジェクトに参加した子どもたちと再会。大分からのお土産にデコポンをプレゼントしました。
線量計が学校内の敷地にある。運動不足による体力低下と肥満傾向児の出現率が全国で一番になっているといいます。除染も進み、屋外での運動も徐々に出来るようになってきたようです。
3年前に植樹した復興の絆「豊後梅」に蕾が。豊後梅の前で記念撮影。
新地町役場に移動し、加藤町長より新地町の様子をお聞きしました。新地駅前周辺市街地整備事業を計画。高台に移り住まれる方も少しずつ増えている様子。
翌日は、相馬市から国道6号線を南下、甚大な被害を受けた南相馬市小高区→浪江町→双葉町→大熊町→富岡町と移動。線量計は小高区で0.13μSv/hだった数値が徐々に上昇。東京電力福島第一原発付近では、10μSv/hに跳ね上がることもありました。放射線による汚染土が通行止めより先にの場所にたくさん積まれています。何ともいえない異様な風景です。
富岡町夜ノ森付近を通過中「住居への立ち入りは朝9時から夕方4時までとなっています」と退去を促すアナウンス。住む家があるのに暮らすことができない方々への心中を察すると居た堪れない気持ちになりました。
沿岸部ではいまだに倒壊寸前の家屋が点在しており、防波堤付近では復興作業が行われてはいましたが、少し内陸部に入ると依然手付かずの状態でした。
福島市北矢野目にあるJA新ふくしま農業協同組合を訪問。震災当時、福島農産物に対しての恐怖心が蔓延し販売に苦慮した話や安全性を示す為に設置したこと。安全・安心な農産物を販売する仕組みを構築し風評被害を払拭する努力を行って来たことなどJA新ふくしま農業協同組合代表理事の菅野組合長からお聞きすることができました。
【3日目】
最終日は、大分から支援物資として「半纏」をお送りした仮設住宅の一つである、飯館村松川第二仮設住宅を訪問
炊き出しでは、大分の郷土料理「だんご汁」を作りました。使い勝手の良さに定評のあるコープの冷凍野菜を今回使ってみました。
手間もかからず、何よりおいしい。
サロン活動では、大分から持参した桜の樹のイラストに仮設住宅のみなさんと一緒に折り紙で花びらを作り満開にしました。
店舗事業部の廣瀬本部長が「となり組」を熱唱!!後藤組合員理事による脳トレや高司組合員理事による読み聞かせなど、みんなで楽しいひと時を過ごしました。
以前、ある新聞に「この4年間は生きる事に必死だった。今後、現実と向かい合い支え合い生きていく」とありました。写真で見て取れる光景以外に目には見えない、肌では感じる事のできない福島の現実と、復興への努力、地域の強い絆を現地に行ったことにより感じることができました。復興には、まだまだ長い年月を要すると思います。今後もコープふくしまや関係者の皆さまとの絆を大切にし、交流を深め、福島の明るい未来を共に創っていけるよう、寄り添い、支えあって行きたいと思います。
30.温かな心を『はんてん』と共に(1/14)
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集められた「はんてん」や「ひざ掛け」を組合員理事のみなさんといっしょに整理をしました。
箱詰めし、宅急便で福島へ送り出し!
第1弾は12月末に、今回は2度目の送り出しです。
ご協力いただきましたみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございました。
東日本大震災から、まもなく4年ですね・・・。