とうとう咲きました!夜の森さくら!!
2016年6月20日に、コープおおいたの青崎本部事務所に植樹された「夜の森さくら」が、3年目にしてようやくかわいいピンクの花を開花させました!
偶然、ハチさんもお祝いに駆けつけてくれまして、うれしい春の訪れを感じています。
植樹式を行ったのは3年前。少し小雨の降る中、コープふくしまの皆さんにもお越しいただき、楽しくにぎやかに、笑顔満開で植樹式を執り行った日のことを、まるで昨日のことように覚えています!
「夜の森さくら」とは
福島県富岡町の桜の名所、夜ノ森地区の桜並木で、住民から「桜のトンネル」と呼ばれ愛されるソメイヨシノです。富岡町は福島第一原発事故の影響で、町の全域が避難区域に指定され、住民不在の時を長く過ごしました。
「住民の姿はないが、桜は毎年咲き誇る。」
さくらの苗木を、全国に贈るプロジェクトは、富岡町民の心のよりどころである「夜の森さくら」が満開に咲く姿を、間近で見てほしいという願いから、福島県農林種苗農業協同組合の発案で始められたものです。
2016年6月時点では、全長5キロの並木道のうち、そのほとんどにバリケードが張られ、わずか300メートルを走行する車中から眺めることができるのみでした。
2019年4月現在は、およそ5キロ続く桜並木のうち、およそ半分の2.4キロの区間のみ、徒歩で鑑賞ができるようになっています。
暖かくなるにつれて、ポンッポンッと開花が進むコープおおいたの「夜の森さくら」。
帰宅困難や避難区域の解除だけでは決して実現されない、本当の意味での復興を、夜の森さくらが見守ってくれています。